ギターウルフ 15.ギターウルフ「女マシンガン」
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解説
これも新録曲。オリジナルは、2006年のデビュー10周年記念アルバム『Splurge』に、ギターウルフのセイジさんが歌詞、ジョン・スペンサーが作曲とプロデュースで提供した曲。これ、当時は、頼んだほうも書いたほうも偉い! 豪快の極み! これただのギターウルフじゃん! そして「ただのギターウルフ」ほど、ギターウルフ以外の人たちがやりにくいものはないじゃん! と、リリース当時は思ったものですが、今こうしてギターウルフ・ヴァージョンを聴き直すと、曲はジョンスペが書いているだけあって、メロディの抑揚がはっきりしていて、つまり、ギターウルフにはないタイプの曲だということがわかります。セイジ節全開のタイトルがあまりにもすばらしいので、ついそっちに気持ちがひっぱられるが、じっくり聴けば聴くほどいろいろ深い曲。
(文=兵庫慎司 ロッキング・オン/RO69)