スピッツ 06.スピッツ「愛のしるし」
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解説
1998年3月14日リリース、PUFFY6枚目のシングルとして草野マサムネが提供した曲で、このスピッツ・ヴァージョンは、1999年リリースのスペシャル・アルバム(シングルのカップリング曲や未発表曲や人に提供した曲のセルフ・カヴァーなどを集めたアルバム)『花鳥風月』に収録されたもの。こうして改めてじっくり聴き直すと、「PUFFYに提供するんだからPUFFYな感じの曲を」と、マサムネがちゃんと考えて書いたフシが、歌詞やメロディのそこかしこに感じられる。このテイクはスピッツと白井良明の共同プロデュースで、ストリングスやサックスなどがばんばん入った華やかなアレンジになっている。なお、この曲、ヒットしたシングルなので世間によく知られている曲だが、それ以上にこれ、「とにかくスピッツファンにとっておなじみ」である曲と言っていい、と思う。その当時から現在に至るまで、スピッツのライヴで披露される確率がとても高いのです。
(文=兵庫慎司 ロッキング・オン/RO69)